カテゴリ:食べ歩き・試飲会 > 和食・鮨・居酒屋

東京に行く楽しみといえばやっぱり「鮨」。渋谷のホテルに泊まっていたこともあり、外苑前「海味」を予約していたのですが、突然ご主人から電話があり、やむを得ない事情につき急遽休ませてほしいとのこと。

それならばと、立地柄、とても行きづらかった新橋「鶴八 分店」に背中を押されるように予約を入れました。なぜなら、オヤジの聖地「ニュー新橋ビル」の2階にひっそりと隠れているからです。

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鮨の話になると江戸っ子に戻る吉田ゆりです。てやんでい!

「温い酢飯が苦手」という大阪人はまだいますが、 確実に江戸前鮨は浸透してきていると感じています。築地からネタを仕入れている鮨屋もあるようですが、関西ならではのネタを生かすため、必ずしも赤酢でなくて良いと思うんです。江戸前の要素をどのように取り入れ、融合させ、且つうるさい関西人を黙らせるか、大変なご苦労だと思いますが、私にとって最大の見所であり楽しみであります。

この日はロスから一時帰国の先輩と食事。リッツにお泊りだというので、そこから徒歩5分の堂島「鮨 清水」を予約しました。

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数ヶ月滞ってた食べ歩きネタを書いていきます。といっても、お薦めの店しか書かないので数は知れてますけどね。

1月末頃、久々に会う友人との会話を大事にしたかったある夜、居心地の良い鮨屋を求め、ここにやってきました。前回昼に伺って、ご主人に惚れた銀座「鮨 太一」です。

2015-02-26

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西の河豚、東の鮟鱇。というわけで先週、都内某所で、Vin Gohanの皆さんと年に一度の恒例行事「日本酒持ち寄り・鮟鱇どぶ汁鍋会」を開催しました。

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皆さんワイン会より楽しみにしておられるところを見ると、やや複雑ではありますが、私も同じなのでヨシとしましょう(笑)。

鮟鱇は昨年と同じく日本海から。昨年は時化(しけ)ていたので、活アンコウが入らず、昆布〆は見送りましたが、今年は京都から7.5キロの活アンコウが入荷しました。

鮟鱇の昆布〆。ムッチリとしているので、なるほど昆布でしめてやるといい塩梅。一品目から飲める飲める。

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お次は「皮の肝和え」。これ一つあれば五合瓶が空くほどのシロモノなのに、さっさと食べなきゃいけない悲しさと言ったら。でも仕方ないの、なぜなら・・・

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キロ2万円のあん肝を700グラム仕入れているから! (定員8名)。

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「どぶ汁鍋は邪道」とおっしゃる方もいるでしょう。私も「こんな新鮮な鮟鱇をなぜに!」と何度思ったことか。でもねぇ、止めらんないんですわ。オレンジ色のは肝の脂。どれだけ肝が入っているかわかります?

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いろんな部位が底の方までゴロゴロ入ってるのに、ドロドロで見通せない。
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鰹出汁に似たまったりと濃厚な香りが立ち上りますが、出汁は鮟鱇だけで取ったものだと言うから驚き。根菜と茸が加わり、コクはさらに倍増。

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グツグツッ、ボコボコッと音にも粘性を感じるほどのゼラチン質。プルンプルンの皮と滋味深いモツをこっそり漁る喜び。今回は卵も沢山入ってました。

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翌日、飲みすぎの身体とは裏腹に、お肌がツルッ ツルッのピッカピッカ!「なんでだろう!?」とその時は気付かずにいたのですが、参加者2人から「顔がテカテカです!」「セラミド入れたみたいにツヤツヤです!」とメールをもらい、鮟鱇の仕業だと判明。

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悲しいかな、美肌効果は二日しか持続せず。

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フォアグラやめても、あん肝やめられない。早くも来年が待ち遠しい!

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日本酒をワインに例えていくゲームで一人盛り上がる。日本酒は赤ワインに例えやすいことが分かった。しょうもないことしぃですいませんでした。

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※常連さんにご迷惑がかかるので、店名は伏せさせていただきます。ごめんなさい。

皆さん、忘年会続きで体調崩してませんか。

私はついに胃腸炎にかかってしまいました。苦しい~。年末恒例、母屋の餅つき大会までに治さなくては、若手がいないので大変。

さて、阿倍野区に住んでいた三ヶ月間に自力でみつけた、酒が進む店をいくつかご紹介します。どれも食べログは低評価ですがそんなの関係ない。

いずれも、料理のみ客単価4千円ぐらいとリーズナブルなお店ばかり。

まずは我が家のすぐそば、帝塚山の住宅街にひっそりと佇む「日本料理 乃上」のランチから。いつもスッピンでこの前をウォーキングしているけど、オメカシして来るのは初めて。

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乃上の伝統に、京料理の要素を取り入れた3,800円のコース(先附、椀物、造り、八寸、メイン、土鍋ごはん、デザート)。柔らかく炊き上げた堀川牛蒡、香ばしい揚げ海老芋を添えた蕪蒸しは絶品。大豆の炊き込みご飯は、炒っただけの大豆がいかに滋味深いものであるかを教えてくれました。季節ごとに訪れたいお店です。
2014-12-21

日本料理 乃上
大阪市阿倍野区万代1-4-21
06-6624-2468


このすぐそばに、帝塚山の顔ともいえる1969年創業の洋菓子店「ポワール」があります。甘党だった若い頃、よくここまで買いに来てましたが、今ではあべ近ハルカス本店で購入できます。青い空とのコントラストが眩しい。

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その向かいの地下にある古典フレンチ「ビストロ エピス」。ディナーは、三皿の料理にスープとデザートがついて4千円しなかったはず。蟹のすり身のクレープ包みと牡蠣のソテーは、赤ワインでもイケちゃうほど濃厚。ここでケータリングお願いして、ワイン会やりたかったなぁ。阪堺線「姫松」駅からすぐ。

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ビストロ エピス
TEL 06-6675-0211
大阪府大阪市住吉区帝塚山東1-3-36 カーサ帝塚山B1F
 

続いて、シャープの本社がある西田辺の隠れ家「たか橋」。席数少ないのでほんとは教えたくないんですけどね。

京都嵐山の料亭「錦」におられたご主人、業態を変えてもう20年営業されているのだとか。4,500円のコースは、ねっとり甘いなんとか海老の刺身、牡蠣鍋、鱧と芋の餡掛け饅頭、ズワイ蟹の炊き込みご飯と、魚介の旨さが際立つ。明石の魚市場の話など、面白い話も聞けました。今度来るならコースでなく、カウンターでつまみながらご主人との会話を楽しみたい感じ。

2014-11-22

たか橋
TEL 06-6692-7533
大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-2-4


阿倍野区ではないのですが、西田辺の隣駅「あびこ」にある日本酒豊富な居酒屋「彩櫻 (さいおう)」も是非。魚屋をはじめ、数々の料理店で修行した経験豊富なご主人の創作料理はどれも間違いない。一番お気に入りは「蓮根饅頭」。これ好きなので私もたまに作るのですが、こんな手間のかかる一品料理を居酒屋価格で提供してくれます。蔵元のイベントも頻繁に開催しています。

2014-10-18

常連さんからこんな表彰状もらえるって最高ですよね。私なら絶対号泣だわ。

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彩櫻 (さいおう)
TEL 06-6696-5318
大阪府大阪市住吉区苅田7-10-15


大阪市阿倍野区阿倍野で産まれたとされる晴明。安倍晴明が亡くなったことを惜しんだ上皇が、生誕の地に晴明を祭らせることを晴明の子孫に命じ、亡くなって二年後の寛弘四年(1007年)に完成した「安倍晴明神社」。
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安倍清明神社がある「東天下茶屋駅」から松虫通りを10分ほど歩けば、「レストラン オカモト」があります。この料理にピンと来た、そこのガッツリ肉食系のあなたにお薦め。この日は持ち寄りワイン会で来店。フロマージュドテッドもパテも美味かった。

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 レストラン オカモト
大阪市阿倍野区松虫通3丁目6-7
06-6115-6267


阪堺線「松虫」駅から、オカモトと反対方向に歩くと、炭火焼居酒屋「いちりん」があります。炭火焼をはじめ、どこにでもある居酒屋メニューが、どれもこれも丁寧でンマイ!ご主人ただものじゃないですね。ちょっと強面、無愛想ですが挫けませんよ。

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居酒屋いちりん
TEL 06-6624-1888
大阪府大阪市阿倍野区王子町2丁目1-1
 

 


  帝塚山周辺、ほんとに長閑で良い所でした。年とったらまたいつかここに住んでみたいな。

ブログを見てくれている友人がみんな言います。

「なんだぁ、大阪楽しそうじゃん」
「ゆりさんはいいねぇ、どこ行っても楽しめる性格で」

いやいや、空元気ですってば。

いっぺんに友達がいなくなるって、ポッカリ穴が空いたような虚無感ですよホント。一人で楽しむにも限界ありますしねぇ。寂しい夜はウクレレをポロンと弾いてみたり。

だから大阪出張が入ったと友達から連絡がくれば、メンソーレと書いた旗を振ってお出迎えです。というわけで、先日、出張に来られた東京の飲み友さんと、北新地の雑居ビルに隠れる「寿し おおはた」に行ってきました。

昨今は大阪でも、江戸前鮨が浸透していて、自分としてはこれ以上喜ばしいことはありません。けれど関西にも、刺身に対する根強い食文化があります。

それがこの鯛の刺身。ネットリと熟成させた刺身を好む関東と違い、歯ごたえを重視する関西では、死後硬直でブリンブリンに活かってる刺身によく出くわしますが、これもそう。個人的には、さらなる熟成でイノシン酸の旨味が出始め、それがほど良い歯ごたえと、いい塩梅でつり合った頃が最高のタイミングだと思うのですが。

けれどこの食文化のおかげで、いつも超新鮮な活魚を「あべ近」でゲットできてるのも事実でして。先日も、丸々とした大きな天然カンパチのブロックを購入したのですが、自分好みの旨味が出るまで、熟成に4日もかかりました。

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おまかせでお願いしたのですが、とにかくツマミのボリュームがすごくて、折角の握りが満腹であまり楽しめませんでした。帰り際に「ボリュームすごいでしょ」とおっしゃってましたが、それならそうと、女性には最初に説明がほしいものです。茶わん蒸しに、大きなブリの照り焼きと甘辛系のツマミが続き、厚めに切った鰹の刺身や、松茸の土瓶蒸しなど。

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握りはやや大き目ですが、とてもイイです。しっかりとした赤酢の酢飯とネタが、口の中でバランス良く融け合い、とても官能的。小肌、ブリ、白エビ。

10貫ほどお腹はち切れそうなほどいただき・・・

2014-10-24

とどめは雲丹とイクラのミニ丼。旨いけどもう無理っす。一口食べて飲み友さんに託しました。最後の穴子はパス。

次回来る時は、珍味を1,2品だけお願いし、すぐ握ってもらうことにしよう。握りはお薦めです。

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さて毎回恒例の「お薦めのバーを紹介してください」のコーナー!わ~パチパチパチ。

一軒目の鮨屋でご紹介いただき向かったバーが、画像左手の「椅子に座ったNEKOO」。大阪にはこんな詩的な名前のラブホテルをよく見かけますけどね。

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昨年あたりからカクテルにハマってるのですが、このコーナー始まって以来、ついに素晴らしいバーテンダーに出会うことができました。私が無理矢理飲ませてからというもの、飲み友さんもフルーツカクテルに夢中。

この桃を使った濃厚なベリーニもさることながら、飲み友さん用に作ってくれた、生のマスカットと洋梨フレーバードウォッカのカクテルが特に神がかっており、二人で取り合いしましたよ。ギムレットやジントニックなど定番カクテルも飲み疲れず、どれもキラッと光るものがありました。

料理のメニューも和洋に対応できるらしく、夜食目当ての同伴客も数組いました。椅子に座ったネコみたいに落ち着けます。寂しくなったらここに来ようっと。

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寿し おおはた
TEL 06-6348-8877
大阪府大阪市北区堂島1-4-8 廣ビル 2F

DINING BAR 椅子に座ったNEKOO
TEL 06-6346-2688
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-2-3 サントビル 1F


 

高校生の時に追っかけてたダウンタウンや今ちゃんは、今も大阪の深夜番組に出ていて、東京とは違う普段着で好き放題喋ってる。楽しいんだろなぁと微笑ましくなります。

大阪は本当にフザケた街。ここで生まれたんだから、もっと遊び心を持とうぜ!と自分にいつも言い聞かせてます。

飲食店の名前もフザケてますよ。イタリアン「ダ・オーレ」とか、酒処「燗の美穂」とか。そういう自分も「ヴァンごはん」とか言っちゃってますけど(笑)

先月の話ですが、これまた20年ぶりに、夜のミナミをさまよってきました。

新宿歌舞伎町は1,2度しか行ったことないけれど、ここもまさにそんな感じ。不良っぽい人がウヨウヨいます。通りが狭くて、雑居ビルにはすごい数の店がひしめいている。

ミナミに詳しい地元の男友達と飲むことになり、あえてここを選んでみました。

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店名からアットホームな印象を受けた「粋な料理 ひろと」をチョイスしたのですが、5千円コースに7品と食事がついて超お得でした。この価格帯、大阪は強い!

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ただ、大阪は東京に比べて、完全禁煙の店がまだまだ少ない。ここも喫煙可なので、半個室を予約するしかないのかな。

松茸の土瓶蒸し

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それにしても大阪は誰も彼もが芸人です。このテンポ懐かしい。ちなみに全員初対面。

友達「大将も飲んでや、兄ちゃんも飲んでや」
大将「すんません、ごちそうさんです」
友達「ほんで、隣のお父さんにツケといて」
隣の客「なんでやねん!」

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〆は和牛。甘い和風ソースにタスマニア産マスタードがよく合う。

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恒例の「お薦めバーを紹介してください」のコーナー。一軒目で紹介されてやって来たのはバー「KI-KU(キク)」。学生の頃から買い集めたという洋楽のレコードが所狭しと並ぶ。

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その後、友達が行こうと言うのでオカマショーハウス「ベティのマヨネーズ」に行きました。夜遊びスポットといえば、六本木のものまねハウス「スター」ぐらいしか行ったことないので、これは貴重な初体験。

それにしても、私が20代の頃に一斉風靡した「ベティのマヨネーズ」がまだあったとはね~。テレビで見たことあるママもあんこちゃんもお元気そうで、何も変わっていない大阪にジ~ンときました。そんな私の胸中も知らずに、いろんな所を見せられ、触らされました。

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この右のミチルちゃんの友達がやってるバーに、この後流れました。「Kokurage(コクラゲ)」という紹介制の上品なオカマバーで、ママのりか子さんが韓流女優みたいに美形で、ややポッチャリ系。男はたまらん系。

話すと、マツコみたいに誠実で包容力があって、思わず意気投合。友達が、サウナ行きたいからもう帰るわと拗ねるほど、まったり語り合ってしまいました。これって私、完全にハマッてますよね!?


粋な料理 ひろと
TEL 06-6244-2626
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-16-20 ガレリア・アッカ 3F










 

ちょっといろいろありまして、年明けにまた引っ越す予定です。今度は長く落ち着ける所へ。「あべのハルカス近鉄本店」(略してあべ近)からは離れられないので、天王寺区が有力候補。

昨日のあべ近の鮮魚売場も凄かった。松葉蟹、セコ蟹が並んだ売り場で口を開けたまま数分見とれていました。で、結局購入したのは、天然のブラックタイガー15尾880円!天然ですよ、天然!(お前だよって?)築地でしか見たことない。あべ近、いつもありがとう!

仕入れたブツは、海老カクテルと、トマトクリームのパスタにしてやっつけておきました。なんせ今、癒し系のキャンティクラシコにハマってますのでね。

さて先日、ずっと気になってた鮨屋に行ってきました。場所は不動前と戸越銀座のちょうど中間あたり、路地裏にひっそり隠れる「なかのや」です。ご主人は以前、珍味のオンパレードで有名な下目黒「いずみ」に長年おられ、二年前に独立されました。

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鮨屋とはそういうもんでしょうけど、この店からも、常連と来た方が楽しめるであろう匂いがしてなりませんでしたが、仕方なく一見客二人で向いました。そのせいでしょうか、予想より珍味は少な目でしたが、ツマミをちょこちょこ沢山出してくれるので、酒飲みには極楽。鮨屋には珍しく生酒も数種置いてましたが、珍味系がお得意ならアリでしょう。

悪酔いしないよう、魚のアラと貝のヒモでとった上品な吸物を、まず最初に出してくれるのですが、それをいただくと、この店の細やかな仕事ぶりが手に取るようです。

鯖、鯵、ミル貝、べっ甲卵とマナガツオ、くちこ、イクラ醤油漬け・・・等々。白身魚の高級魚マナガツオは、もう東京でも珍しくなくなりました。変な風貌からは想像できない、絹のような肌理と上品な甘味。

2014-10-29

自分の好みとは異なる優しめの酢飯ですが、ほどよく寝かせた、引き算の美学すら感じる繊細なネタをうまく引き立てており、新たな握りに出会えた悦びを感じました。握りの写真はほんの一部。

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鶏卵の酢おぼろで漬けた小鯛の繊細な旨味。

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大トロはどうでもいいが、ヅケに目がない。

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甘いツメと穴子が得意でない私は、最後に毎回テンション下がるのですが、ここは違う。しっかり脂が抜けて、キリリとした実に清々しい穴子。蔵前「幸酢」でいただいた江戸前の穴子も旨かったけど。

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ミル貝のヒモきゅーで〆。やっぱり赤貝だな。

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二人でビールと日本酒5合で3.4万。とても落ち着けるカウンターですが、奥に部屋があり、5歳の息子さんがテレビを見ながら、ずっと何か喋ってるのが人によっては気になるかも。

息子さんが最後見送ってくれたので、「よく喋るねぇー」と嫌味を言ったら、「毎度ありがとうございます!」と可愛い笑顔で返されてオバチャンの負け。子供はずるい。

なかのや
TEL 03-6417-4180
東京都品川区西五反田6-22-11





 

※スマホで撮影

昨日、学芸大学の和食店「さくらい」で、“みずの実” なる山菜に出会いました。この緑のやつがそう。

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申し遅れましたが、うちの母は徳島の山で育った野生児で、「母の通った後は山菜が生えない」と身内では有名。そんな“歩く山菜図鑑”に仕込まれた娘が、40ウン年間生きてきて、見たこともない山菜がまだあったことにショックを隠し切れませんでした。

帰宅して母親に即電話。
「みずの実って知ってる?」
「何それ?」
「ミズという山菜の実で、食感はシャキとして歯ごたえいいねんけど、実の中はムカゴみたいに少しネバッとしてるねん。沢などの水気のあるとこに群生してて、全国の北から南まで広範囲で採れるらしい。お母さんでも知らんの!?」
「知らんなぁ・・・、うちの周りだけ生えてなかったんちゃうか」
と言ってあっさり電話を切られました。もっと悔しがるかと思ったら。

「鱧と松茸のお椀」
菊の花も入って本格的。夏から秋へ、今の時季ならではのご馳走。鱧の骨切りを絶賛したところ、3cm26回と教え込まれましたから、とご主人。出汁も強すぎず、鱧の風味を上手く引き立ています。

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鰹の藁焼き、しめ鯖、鯛の刺身を「賀茂金秀」の特別純米と。

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「穴子の天ぷら」「鱧の卵の石垣豆腐」と続き、「神奈川県の天然鮎と鴨ロース」まで、真っ当な和食コースがなんと5,000円でいただけます。

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締めは大きな鯛が入った「鯛めし」

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まさかこんな店が高架下の学大横丁に4年も前にオープンしていたなんてビックリ。ランチに毎回来てる奥様方、ブログに書いてよぉ。頼むよぉ。

さくらい
03-3791-9120
東京都目黒区鷹番2-21-17 学大横丁 2F



外食続きで胃腸が疲れ気味だったこの日、友達と夜行く店を決めかねていた私は、ふと苦味の強い逞しい野菜や、薄味の素朴な料理が恋しくなったのです。そこで思いついたのは、最も食べに行く機会の少ない“沖縄料理”でした。 

沖縄料理ならここと決めていた店をふと思い出し、すぐさま検索。食べログに店主の挨拶文をみつけ、思わず笑みがこぼれました。

初めまして。店主・我如古(がねこ)朝和(ともかず)と申します。石垣島・新川出身の37歳。どう見ても沖縄人の顔しています。高校野球大好きです。どうぞ、「沖縄料理 我如古(がねこ)」よろしくお願い致します。
三軒茶屋に、沖縄(地元)にこだわった沖縄料理店有り!石垣島出身の店主が地元・沖縄の食材を使い、ごく当たり前の沖縄料理を作ります・・・

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店に到着すると、出迎えてくれたのは、まぎれもなく沖縄人の我如古さん。初対面なのに無性に懐かしさを覚えました。常連客が寛ぐアットホームな店内には、高校野球グッズが所せましと並び、店主のこだわりと几帳面さが伺え、それもまた妙に落ち着けるのです。

今の時期限定「生シークァーサー割り」で喉を潤したら、気になるメニューを片っ端から注文しました。

ミミガーポン酢和え

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ジーマーミー豆腐
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なんだろう・・・今まで食べた沖縄料理と何かが違う。素朴なのだけれど、とても繊細で、どれも素材が生きてる。どれもちゃんと手作りで身体がすんなり受け入れる。

「ドゥルワカシー」椎茸の出汁、田芋の甘味とねっとり感がクセになる。
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アーサー出汁巻き玉子
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「グルクン唐揚げ」骨も頭もパリポリいける
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美味しい、美味しい、と感動している私に、グデングデンに酔った隣のおばちゃん(同い年)が、

「そーなんれすよ、ホント美味しいんれすよ~。沖縄料理の店に、今まれ30軒くらい行ったんれすけろ、ここがイチバン!また、ここの八重山そばが美味いんれすよ~」と。

沖縄には行ったことあるけど、沖縄料理店にはおばちゃんの三分の一ぐらいしか行ってない。それでも分かる、おばちゃんの言いたいこと。

「八重山そば」
この澄んだ優しいスープ、疲れた胃腸に染み渡る。麺がまたシコシコ。
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ちょうどその時、店内に設置されたテレビからワーッと大きな歓声が聞こえてきました。

その日の昼に放送された高校野球決勝戦の録画で、大阪桐蔭が逆転して三重を破り、全国制覇を果たした瞬間でした。

なんかこの店とは縁があるかもね~。

実家の下田の金目鯛を送ると言って聞かないおばちゃんを宥めて、笑いながら店をあとにしました。


我如古 (ガネコ)
03-6413-8922
東京都世田谷区太子堂4-28-9 中村ビル 2F

 

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