カテゴリ:食べ歩き・試飲会 > レストラン、ビストロ、バル、ワインバー

20年前に大阪を出た後、半年ほど奈良の学園前にも住んでたことがありました(あちこち出没しとんな)。奈良といっても難波から急行で25分の便利で閑静な住宅地です。

その一つ隣の富雄に、 古いレンガ造りの建物をリノベーションした「アコルドゥ」というモダンスパニッシュレストランがあり、遠方からのお客も絶えないと評判だったよう。

ふとその店のことを思い出し調べてみたら、建物の老朽化のため、いつのまにやら閉店しているではないですか。

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本町「カランドリエ」が満席だったので、ワイン会利用に良さそうだと気になっていた心斎橋「リュミエール」にランチしに行きました。

大阪市内を中心に8店舗を展開する唐渡オーナーシェフは、レストラン経営だけでなく、この心斎橋店でちゃんと料理されていました。

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周囲にファンが多くて気になってた店で、ジュヴレの'66を開けるので来ませんかと、嬉しいお誘いをいただいたので昨夜行ってきました。北浜にあるビストロ「ラ・トォルトゥーガ」です。

バルセロナ日本領事館やエクアドル大使館など、数々の経験を持つ萬谷浩一シェフの料理は、噂どおり凄いボリュームですが、塩加減優しめで仕事が丁寧。ワインの持込料も良心的とくれば、ファンにならない方がおかしい。

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今東京でブログを書いてます。不思議なもんで、一ヶ月前まで住んでいた街とは既に思えなくなっていて、お上りさん的な目線で東京の街を見ている自分がいます。それぐらい大阪でのカルチャーショックが大きいのかもしれません。一つ例を挙げると、道行く人が散歩中の犬ぐらいアイコンタクトしてきます。もっぱら男性ですが。フレンドリーというか、ある意味外国です(笑)。

そんな大阪に来たならば、まず最初に行ってみたいと思っていたのがこちら。カリフォルニア&ニュージーランドワイン専門店「オンライン Wassy's(ワーシーズ)」のレストラン「スープル」です。
※11月半ばに東京で試飲会があるようです。詳細はHPを。

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ちょうど一ヶ月前、この店の常連であるローヌ池田氏が出張で大阪に来られたので、大阪のワイン愛好家の方々とワインをご一緒しました。原点に戻って、超優良年2009のアペラシオン比較3本を池田氏が用意してくださいました。

ローヌ、ボルドーなど、30年後は末恐ろしいことになるであろう2009年ですが、今も美味しく飲めてしまうという魔のヴィンテージ。これでもかと言うぐらい、アペラシオンの個性を最大限に見せてくれました。

大阪の強者の姐さんが持参してくださったのが、モンターニュ・ド・ランスの一級リュード村にある自然派のRM「ベレッシュ・エ・フィス」のアンスタン2004。汗ばむ陽気だったこの日に、マロしてないシャンパンが実に心地良く感じました。

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同じく自分も、ピュアなシャルドネの美味しさを味わいたくて、スゥールマンのメルキュレ1er 2003を。還元香とは裏腹に、味わいは透明感溢れ、2003年らしく酸味も穏やかな癒し系。レアなカジキマグロにポルトソースと。

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今回はシェフのおまかせコース。池田氏が惚れ込んでいる岩田シェフの料理は、後半に行くほど凄みを増していきます。ティエリー・アルマンのコルナス・レイナール2009。難しいコルナスも、このヴィンテージと造り手にかかれば、包容力さえ感じます。ヒヤシンスのグリーンノートが、天然鰻の脂をさっぱりと美味しくしてくれました。

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ジャメのコート・ロティ2009は濃密でいて、なんと涼やかなのでしょう。カシスや桃の香り全開で、白ブドウ多めかと思いきや、コルナスと同じくシラー100%。テロワールってすごい。畑はブリュンヌ75%、ブロンド25%。吉野の鹿のローストと。

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いやぁ、参りました。雷鳥のソーセージと、山鳩のロティのサルミソースに、シャーブのエルミタージュ2009ですよ。ワイルドな雷鳥を上回る、脳天を突き抜けるサルミソースの旨味。思わず翌々日も予約入れましたって。これらをものともしないエルミタージュはやっぱり神ですな。

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気軽なビストロ使いから、ガチなジビエまで、スープル恐るべし!文字通り、ワインは売るほどあるし、2千円で持ち込みもOK。隣にある「ワインストア ワッシーズ」でワインも買えますよ。


大阪でのマイブームは、一軒目の店でお薦めのバーを紹介してもらうこと。という訳で二軒目に向かったのが、谷町九丁目の路地裏に隠れるオーセンティックバー「ドラムハウス ザ・ルート」。この佇まいに、BGMがブルースって、ちょっとシブ過ぎます。

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ワッシーズダイニング スープル
TEL 06-6774-9000
大阪市天王寺区六万体町5-13Wビル3F

ドラムハウスザルート (DRAMHOUSE THE ROOT)
TEL 06-6773-6331
大阪府大阪市天王寺区上汐3-1-3 1F
 

ちょうど一ヶ月前、中目黒の駒沢通り沿いに「ブション・プロヴァンサル」という見慣れない店がオープンしていたことに気付き追跡してみたら、恵比寿「シェ・アズマ」が改名して今年8月に移転していたことが分かりビックリ。あの老舗がですよ!

このネタは早く書かねばと焦りながらも、引っ越しで月日は流れ、今になってしまいました。ごめんちゃい。

場所は駒沢通り沿いの、区役所の裏あたり。「ちゃんこ芝松」のビルの2階で、以前メキシカン&ハンバーガー 「ミコラソ」が入っていた天井高の開放的な物件の居抜きです。

「シェ・アズマ」の料理とても好きだったけど、場所が不便なのと、店内がちょっと窮屈だったので足が遠のいてしまってました。なのでこんな嬉しいことはない。

リードヴォーと茸のテリーヌ

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魚介ビストロの代官山「アタ」が相変わらず凄い人気ですが、「ブション・プロヴァンサル」でも「特製ブイヤベース」をはじめ、シーフードを取り入れた様々な“プロヴァンス小皿料理”が楽しめます。ビストロ定番メニューも豊富で、どれも教科書のように丁寧で正統派。

南仏野菜のマリネ

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相変わらず地方ワインを厳選しています。この日はまだちょっと暑かったので、飲んだことのないテラ・アマタのロゼを飲んでみましたが、他にもシャトー・パラディやタンピエのロゼもありセンスいいな~

鱈のブランダード、ニース風サラダと。
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5種類の魚介がごろごろ入った「特製ブイヤベース」と〆のリゾット。間違いない。

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これからの季節は、名物「オニオングラタンスープ」と「青首鴨のロースト サルミソース」がいただける「秋の味覚コース」5,800円がいいかも。

ロフトまであるこの開放的な空間は、以前からイベントに利用したいと思っていましたが、東シェフの料理が加わったとなれば見逃せません。パーティープランは3,000円から。

皆さん、今度ここで何かやりましょうね!

ブション・プロヴァンサル
目黒区中目黒3-12-19 幸來路ビル2F
TEL:03-6452-4709



 

東京食べ歩きネタもまだまだ投稿していきます。

何が悔しいって、東京を去るタイミングで、こんなイイ店をみつけてしまったこと。仏産キノコ料理が評判の「シャントレル」は代々木八幡にひっそりと隠れていました。この日は金曜日で満席。

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温かみのある天然木の広々としたカウンター、ゆるりとした照明、何もかもが居心地いいことこの上ない。

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中田シェフは、渋谷「ラ・ブランシュ」で修行した後渡仏し、オーベルジュ「レジス&ジャック・マルコン」で茸に魅せられたそう。その後神宮前「ラルテミス」のシェフを務め、三年前に独立、ここ「シャントレル」をオープンしました。

我々お客の要望を誠意を持ってくみ取ってくれる傍ら、助手や接客担当にまで目を配る、かなり几帳面なシェフ。厨房前の特等席を陣取れたおかげで、食べる意気込みまでもが違ってきます。

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その几帳面さは、アミューズひとつひとつにまで表れているように感じました。何度も作ってるのに、こんな旨いサーモンリエットのレシピがまだあるなんてショック!

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まだ9月半ばだったので、茸はまだ出揃ってないだろうとトンチンカンなピノを持ち込んでしまい、終始後悔。なんとこの日、ジロール、セップ、トランペット、ピエブルー、シャントレルと、仏産茸が一通り入荷していたのです。

まずは、これらの茸でとった濃厚な出汁が供されるのですが、あまりの滋味深さに言葉を失います。ああ、オーベルニュの森でワッサワッサ茸狩りをしてみたい…。

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プリフィクスコースだったので、欲張って茸料理ばかりチョイスしましたが、かなり濃厚なので二皿に留めた方がより楽しめたでしょう。

「茸のソテー」しょっぱなから脳天にくる旨味。

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トランペット、シャントレル、レアの車エビをハチミツビネガーで和え、茸の濃厚ムースを添えて。

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これまた濃厚なフュメのお風呂に、しっとり柔肌のノドグロが。魚に白って言った人、あたなは重罪です。

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軍鶏を引き立てる香り高くクリーミーなソース。ああ、こうなったらジビエと茸の共演も見届けなくては!

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鮮烈な味と香り、何を食べたか記憶に残るフレンチ。こんな充実したコースが6,800円というから驚きです。ワインリストもこだわりが感じられ、良心的な値付け。

このブログを書いてたら無性に茸が食べたくなり、岡山県産のジャンボマッシュルームを買ってきて、厚切りにし、ガーリックソテーしてやっつけておきました。日本の茸も美味しくなってきましたね。

シャントレル (Les Chanterelles)
03-5465-0919
東京都渋谷区元代々木町24-1 アブニ―ル元代々木1F





いよいよ週明けに引っ越しが迫ってまいりましたので、東京からの最後の投稿とさせていただきます。

先週末、ペリエ・ジュエの豪華シャンパンと共に開催された「ルグドゥノム・ブション・リヨネ7周年記念特別ディナー」に参加してきました。右がシェフのポコさん。

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神楽坂にも行っておきたいなぁと思っていたところに、まさか、東京で好きなフレンチベスト5に入る神楽坂「ルグドゥノム・ブション・リヨネ」のこんなイベントに参加できるなんて。誘ってくれたSさん、本当にありがとう!おかげで素敵な思い出ができました。

ジェロボアムとマグナムのシャンパンサーベルを見守る参加者。

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ほな、行きますよ~
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シュポッ!
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お二人ともデカボトルが似合いますね。

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食堂を思い描く“ブション”という店名から想像できない料理が繰り広げられました。料理にはすべてフランス スチュリアの熟成キャビアを使用。そしてキャビアとの相性はヴィンテージシャンパンにこそ発揮されます。

「カニとパクチー、燻製した自家製アンデュイユとキャビア」
グランブリュット ジェロボアムNV ジェロボアム
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「ウイキョウのピュレ、野菜のジュレ、雲丹、リンゴのコンポートとキャビア」
ベル・エポック マグナム2004

本来ならもう熟成感が出てくるヴィンテージなのにまだ若い。でもアプリコットが香る、柔らかな2004年はリラックスして楽しめる。そしてこの料理、何杯でも飲めてしまう。

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「タラバ蟹、舞茸、枝豆  タラバ蟹と昆布のコンソメとキャビア」
ベル・エポック 2002

2004年から一転、緊張感をもって味覚が一気に中心に集中。2002のシルエットの美しさにホレボレするも、味覚の充実度は2004マグナムが上。カボスがいい繋ぎ役するんだわ。

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「宮崎産ハタ 色々な貝 シトロネル風味とキャビア」
ベル・エポック ブラン・ド・ブラン 2002

やっぱりワインもシャンパンも単一品種が好きだなぁとしみじみ。あちこちから「飲みやす~い♪」の声が聞こえてきたけど、ほんとにピュアで流麗、見事な骨格。魚介のダシを乳化させた旨味の強いマリニエールにも負けない。ポコさん天才、来世はお嫁さんにしてくださいね。

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「バニラ風味のパンナコッタ ブラックベリーのキャビア仕立て」
ブラゾン ロゼNV

パンナコッタだと、なんてこった!冷やしたオイルに一滴ずつ垂らして急速冷却したのだそう。キャビアそっくりだけど、なんて気の遠くなる作業。でもポコさんのこうした細やかな仕事は、コースを通して随所に感じられました。

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ブションの伝統を大事に、斬新で上質なテイストを取り入れたポコさんの店は、神楽坂の街にとてもよく似合います。今年の夏を締め括る最高のディナーとなりました。

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この日はちょうど毘沙門天のお祭りでした。大阪にはこんな兄ちゃんばっかりだろな。ちょっと楽しみ。
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TEL 03-6426-1201
東京都新宿区神楽坂4-3-7
 

あの店もこの店も行っておかなければと、胃薬飲みつつ食べ歩く日々を送っています。

で、昨日は、来年1月に閉店する「レストラン タテル・ヨシノ 芝」で、『ミシュラン二つ星記念メニュー』を堪能してきました。

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友達と待ち合わせ時間の20分前に到着し、グラスシャンパーニュをいただきながらワインリストを熟読する至福の時間。リストは見応えあるし、このプライベート・ラベルのドゥーツ・ブリュット・クラシックも美味い。

こないだのラ・カルト・セジュールもそうですが、ここ数年いろんな店で夏フレンチの楽しさを教えてもらいましたが、これも好き。
「毛ガニのトマトファルシィ 緑ピーマンのジュレ キャビア添え」

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「季節のスープ」
鮎と蓼のすり身、トリュフの皿に、温かいコンソメスープを注ぎ入れる。トリュフが香り立ち、シンプルながら言葉を失う奥深い一品。

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 「フランス産ルージェのポワレ 花ズッキーニのベニエ添え」
こういうソース待ってました。花ズッキーニにはラタトゥイユを詰めてあり、一気に南仏。香ばしい皮目にコルディエのプイィ・フュイッセV.V.2008がよく合う。2008白の独特の酸味が好き。ルージェの下に敷いてある焼いたキタアカリや、ドライトマトのマリネなど、小さな食材一つ一つまでもが、目の覚めるような驚きをくれる。

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シャラン産鴨のロティ、和牛グリエの中から、選んだのは同店のスペシャリテ
「仔ウサギのトゥールト サリエットの香り」
白身魚の真丈のようにしっとり柔らかな鶏のムースと兎肉に、小さな肝臓と腎臓がアクセントを添える。プロヴァンスのハーブミックスにも欠かせないサリエット(セイボリー)は兎の好物だそうで、甘さとハッカのような清涼感があり、兎のダシと素晴らしい相性を見せた。ピエブルーの風味と相まって、秋の訪れが待ち遠しくなる、なんともエレガントな一皿。合わせたのは、愛想良くシルキーな「シャンボール・ミュジニー2009/アルロー」。

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「モヒートのデセール チョコレートのシガーを添えて」
お酒を利かせたデセールほど嬉しいものはない。ラムのアイスに、ミントのジュレやマスカットが実に爽やか。

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いやぁ素晴らしい。超大作の映画を観終わった後のような、心地いい疲労感に包まれました。なのに食後感は重くない。

鮨ばっかり食べてる場合じゃないと思いましたね。次行く時は銀座店かな。

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みんながいる、美味しい街東京が大好きだー!


レストラン タテル ヨシノ 芝
東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル別館1階
TEL 03-5405-7800



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