2014年05月

開催数100回を目指して頑張っているVin Gohan。元々はフランス各地の熟成ワイン会から発足したので、今もフランスワインを中心にやっています(時にはドイツ、アメリカ、豪州、NZなども)。

会場となるお店を毎回変えないとご参加いただくことも難しく、そうなると飛び込み客がワイン会を開催させてもらえるだけでも有難い話でして。

そんな状況の中、Vin Gohanでは可能な限り“ヴィンテージ”と“土壌”にこだわったマリアージュをご紹介してきました。

けれど先日開催したVin Gohanでは、お店の事情でメニューが決まったのは開催日直前。アミューズとメインの相性はバッチリですが、困ったのが前菜と魚料理。旬の食材って凄い、「もうブルゴーニュは季節はずれだよ」と教えてくれてるんですから。ブルゴーニュを飲むには味覚的にも、今月で限界。

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その前菜とは「生ホタテのマリネ カリフラワーのピューレ添え」。急遽リストを変更しようにも、これに最適なシャブリ・グランクリュはこないだ飲んでしまったし、さてどうしたものか。他にも候補はあれど、どれも若くてダメ。考えた末、相性はまあまあでも、ワインの流れを重視してこれを選びました。

Savigny Les Beaune Clos Des Guettes 2005 / Domaine Gagey(Louis Jadot)
シャンパンの余韻を壊さない、程良くリッチな樽香、それでいてマロマロしてない造りと、甘くタイトなヴィンテージ。土壌由来の重いミネラルは、下手なモンラッシェ一級よりインパクト大。

結果、大正解。先日、コシュ・デュリをケース買いしたというブルオタさん他、予想以上に皆さん喜んでくれた。飲み頃って大事、これがあるのとないのとでは会の印象も大違い。

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【5/22 Vin Gohan「ブルゴーニュ」】
1. Assailly Cuvee Reservee Brut Blanc de Blancs Grand Cru 1500ml
2. Savigny Les Beaune Clos Des Guettes 2005 / Domaine Gagey(Louis Jadot) 
3. Nuits St Georges 1er Aux Argillas 2009 / Jean Chauvenet
4. Nuits St Georges 1er Cru Les Murgers 2009 / Alain Hudelot Noellat
5. Pommard V.V. 1991 / Coche Bizouard
6. Pommard 1er Cru Jarollieres V.V. 1990 / Jean Marc Boillot
7. Clos de la Roche Grand Cru V.V. 1989 / A.Pernin Rossin
※V.V.=Vieille Vignes(古木)

日時:2014年5月22日(木)
会場:五反田「ボノミー」 
会費:2万円 9名  

それにしてもボノミーの料理はどれもこれも素晴らしい。シャンパンに用意してくれた「アミューズ3品」には、トマトのマリネや、粉末にしたパンデピスをフォアグラにまぶしたものなど、シャンパンの隠れた要素を見事に引き出してくれました。ワインリストも皆さんに見てもらったら「小売価格より安いけどどうなってんの!?」と驚いてた。超お薦めのビストロです。

続いて魚料理は「長崎産 天然鯛のポワレ サフランソース」。これにはロゼがいいけど、ポマールにしては薄旨なコシュ・ビズワールのポマールV.V.1991を先に開けて、なんとかセーフ。料理の美味しさに助けられました。

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ユドロ・ノエラの2009うっま!華やかな造りなのでこういう場に映える。6より好きという人も多かった。ニュイサンジョルジュは北側が好き。

 Nuits St Georges 1er Cru Les Murgers 2009 / Alain Hudelot Noellat
創始者アラン・ユドロは、名門シャルル・ノエラの孫娘と結婚し、リシュブールをはじめとする銘醸畑を手に入れた(これ以外はルロワに売却される)。新樽率は抑え、エキス分をしっかり抽出した風味豊かなワイン。ミュルジェは、若いうちから花やスパイスが香り肉厚。

Pommard 1er Cru Jarollieres V.V. 1990 / Jean Marc Boillot
ジャロリエールは、ポマール村最高の畑リュジアンとヴォルネイ村一級畑フルミエに挟まれた好立地にあり、ヴォルネイの繊細さも兼ね備える。樹齢70年。

ポマールにしてはソフトで、フルミエより肉付きあり。90の酸も相まってエレガント。余韻に上品な鉄が香り、仔鴨のロティ単独に◎ ポルト酒のソースを添えれば次のワインと花マル。

フランス産 仔鴨のロティ ポルト酒のソース

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ブルゴーニュ古酒は今や希少、地震も心配だし、最近秘蔵ワインを少しずつ放出していますが、今回の目玉はなんといってもこれ。

Clos de la Roche Grand Cru V.V. 1989 / A.Pernin Rossin
1974年創設のペルナン・ロサンは、1998ヴィンテージを最後に引退、幻となった。引退するにあたり畑と蔵をペロ・ミノに売却(ペロ・ミノは今やトップドメーヌの仲間入り)。賛否両論あるコンサルタントのギィ・アカが手掛けていたのは1988年まで。樹齢100年、低収量、最低21~30日の長い浸漬。売却後にこの古木は引き抜かれ今はもうない。

こっくりとした味覚と沈み込むような深味と重心、飲む者を包み込むような弾力は、クロドラロッシュの前にモレサンドニの個性全開。このワインを飲み始めてから欠伸(あくび)をした人がいたのですが、そうまさに私も、以前飲んだポートワインのような1959クロ・ド・タールを思い出していました。いや、偉大なポムロールのようでもある。良年、テロワール、低収量、高樹齢が生んだ傑作。言葉少なに、思い思いの幸せを噛み締め、同じ時間を共有する悦び。長い間大事に温めていたお宝ワインは、最高のメンバーに見届けられ成仏したのでした。


<お・ま・け>
Vin Gohan終了後、お疲れ会をしてくれるというので、数人でボノミーの二号店であるワインバー「オ・コントワール・エシェゾー」に移動。って、どんだけボノミーのファン!?


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例えば先週末はこんな風に過ごしていました。少々長くなるので足たらず。

朝7時起床。土日だろうが二日酔いだろうが、とりあえず毎朝7時に起き、体内時計を保つのが自分なりの健康法(昼寝はOK)。トースト、目玉焼き、フルーツ、コーヒーの朝食を済ませ、朝レレ(朝のウクレレ練習)を軽く1時間。

その後、前日に汐留ロイヤルパークホテルで行われた「ワインブティック ラ・ターシュ」岩田先生の特別セミナーの復習。中央がボルドーのネゴシアン兼Ch.Terre Blanqueのオーナーのピエールさん。

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ジロンド河の河口右岸に広がるコート・ド・ブールから造られるCuvee Les Cailloux 2010(中央)には驚いた。いつもこのセミナーの参加者は、私を除いて強者揃いですが、目隠しでこのワインのブドウ品種(ブレンド比率)を言い当てた人はいなかった。まさかのCS100%。ここの土壌は要チェック。

ブルゴーニュがこれだけ品薄・高騰なので、新興国のワインを開拓するインポーターが増えていますが、岩田先生も今後はボルドーに注目していくそうで楽しみ。私も増税前にボルドーを買いまくって、セラー2台ともパンパンだし。とりあえず長生きしよう。

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ピエールさんから参加者にウニの化石のお土産。こんなのが転がってるんだぁ。ペーパーウェイトにも素敵。
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セミナーの復習が済んだら、昼レレ(昼のウクレレ練習)を約2.5時間。夢中になり過ぎて、左手人差し指の筋を痛めたらしく一時中断。来月にはYouTubeデビューを予定しているだけに焦るぜ。

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コンパクト・デジカメみたいに小さくて、最強に高音質のSONY ビデオカメラ HDR-MV1も既に購入済みなのだ。これ、めっちゃ売れてるみたい。渋谷のヤマダ電気に在庫があったので先週買ってしまった。今使ってるカメラα7に外付けマイクでよかったんだけど、これ見たら買っちゃうでしょうよ。

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気が済むまでビデオカメラをじろじろ眺めたら、軽く昼食を済ませ、DMが来ていた伏見ワインの特売会@横浜ワールドポーターズに出掛ける。

到着すると会場は大賑わい。伏見の美味しいドイツリースリングの横で、同価格帯のブルゴーニュ・ブランとシャブリが売られていて可哀想なことになってる。伊・トレンティーノ(南チロル)のミュスカはドイツファンにも人気だったけど、シュペートブルグンダーの赤は高品質なのに、なぜかあまり売れていない。

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天然酵母の美味しいドイツパンと下記の5種類(計8本)購入、翌日には到着。左のヴェルトハイマーのジルヴァーナー辛口ゼクトが、旨くてボトル可愛くてお薦め。

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ワイン試飲後はスパイシーなものが食べたくなり、二年ぶりに中目黒のシンガポール料理「ファイブスター」へ。
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いつ通っても満席だけど奇跡的に座れた。「パクチーモヒート」はパクチー好きにはたまらん!でも相性を考えて二杯目は紹興酒のソーダ割り。「ペーパーチキン」「豆苗のガーリックナンプラー炒め」など相変わらず美味い。ここ禁煙ならみんなに薦めるんだけど。
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いつもミーゴレンとバターブロウンを注文するけど、この日はソフトシェルクラブのブラックペッパー。

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帰宅して12時の就寝まで、再び2時間ほど夜レレ。もーえーっちゅーねん。

 

そろそろワインのことを書かなくてはと思いながら、また今日も日本酒ネタです。

ついに中目黒にも日本酒の優良店がやってきました。五反田で人気の日本酒バル「和酒バール AGI」の2号店「酒人(さかと) あぎ」です。山手通り沿い、「イル・ルポーネ」の近くに今年3月オープン。

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黒壁と白木を基調とした小さな店内は、居酒屋なのだけれど、どこか粛々とした厳かな空気を感じるのは、オーナーの蔵元に対する敬意の表れなのでしょうか。狭いけど落ち着けます。

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ここでは46の酒蔵、約90銘柄の日本酒が半合(90ml)400~600円中心で提供されます。仕込水もあり。

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近頃、種類豊富に日本酒を飲ませる店が急増してますが、本当に美味しく飲ませてくれる店はそう多くないと感じています。先日の赤〇と違って、ここは品質管理が万全。二人で注文した8銘柄すべて満足いくものでした。それに輪をかけて、“飲まし手”山本さんのサービスが素晴らしい。

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いろいろ飲むけど、やっぱ純米が好き。
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かなり塩分強い物もありますが、料理は居酒屋の域を超えています。
「もろこし饅頭」

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大きなお世話ですが「海苔の香るポテトサラダ」を注文したら「酒盗」も注文して一緒に召し上がれ。

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巻物に至るまで飲ませ上手。予約取れなくなること間違いなし。

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私も厳かにヒョウ柄で。

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酒人 あぎ
東京都目黒区中目黒2-10-16 中目黒ウィングビル1F
03-6451-2969

こないだテレビ朝日から、すぐに会いたいとブログ経由で連絡がありました。

「カリスマブロガーでテレビ出演かよ、参ったぜ!」と舞い上がっていたら、なんてことはない、「看板のない隠れ家を教えてほしい」とのこと。いやんもぅ、その気にさせといてぇー。

club小羊、タワシタなど、2006~2007年頃看板のない隠れ家がブームでしたが、最近度々テレビで取り上げられているのを見ると、またきてるみたいですね。

そして先月、神泉から恵比寿に移転したここ、「リストランテ モリタ ダバッボ」もまた看板のないイタリアン。でもこの店のウリは隠れ家というよりも、全24種類に及ぶ少量多皿コース。

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ワインも会話も腰を据えてしっかり楽しみたい派としては、普段行くことのないジャンルですが、来店した動機は、腕利きのシェフがこんな奇抜な新境地に挑んだことに好奇心を持ったからでした。

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種類豊富に召し上がってもらいたいと言うシェフ。理科の実験みたく小難しいモダンスパニッシュとは違って、カルパッチョ、タリアータ、フリット、煮込み、パスタなど、馴染みのある料理が一口ずつ軽やかに楽しめます。

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おかげで、この日ほどフランチャコルタ「カ・デル・ボスコ」が美味いと思ったことはなかった。こういう料理に合わせるなら泡に限ります。

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中盤からランゲ ネッビオーロ2012に切り替えましたが、ハイトーンな若い赤の方が、ここでは意外に万能でビックリ。

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鮨屋のように手元が見えるフラットなカウンター越しに、森田シェフの素顔と熱意に触れられ元気もらいました。

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東京のレストランは個室の問い合わせが多いんですね。カウンター8席のほかに個室が4つもあるので、早くも有名人に人気らしい。二人でボトル2本開けて36,000円ぐらい。

リストランテ モリタ ダバッボ 
TEL 03-6303-2297
東京都渋谷区恵比寿南2-1-5 ES215ビル 6F


 

あと1名募集中です!宜しくお願い致します!
次回Vin Gohanは、樹齢40年以上のVieille Vignes(古木)のブルゴーニュばかりを集めました。ポマール1級ジャロリエールは80年以上、特級クロ・ド・ラロッシュは100年という高樹齢!樹勢が弱まることで充実し深みを増した味わいを是非ご堪能ください。91、90、89年と、これまた悩ましいヴィンテージでしょ?

シャンパンは、昨年のVin Gohan「シャンパン&ケークサレ」でご好評をいただきましたコート・デ・ブラン アヴィーズ村1899創立「アサイィ」のブラン・ド・ブラン グラン・クリュをマグナムでご用意しました。私がよく利用するビストロ「ボノミー」のコース料理と共にお楽しみください。

日時:2014年5月22日(木)19:30より
場所:「ボノミー」 五反田駅東口より徒歩5分ほど
  TEL 03-6450-3309 東京都品川区東五反田1-24-11
会費:20000円 定員10名 泡1500ml 1本、赤6本
応募方法:どなたでもご参加可能です。簡単なプロフィールを添えて下記メールアドレスまでお申込みくださいませ。すぐにお返事させていただきます。
yuri*vingohan.com(*を@に変えて送信してください)

【ワイン】
Assailly Cuvee Reservee Brut Blanc de Blancs Grand Cru 1500ml
Savigny Les Beaune Clos Des Guettes 2005 / Domaine Gagey(Louis Jadot) 
Nuits St Georges 1er Aux Argillas 2009 / Jean Chauvenet
Nuits St Georges 1er Cru Les Murgers 2009 / Alain Hudelot Noellat
Pommard V.V. 1991 / Coche Bizouard
Pommard 1er Cru Jarollieres V.V. 1990 / Jean Marc Boillot
Clos de la Roche Grand Cru V.V. 1989 / A.Pernin Rossin
※初参加の方は事前に会費のお振込みをお願いしております。
※古酒は液面、色調ともに良好です。仕入れ、管理には万全を期していますが、それ以上の品質に関わる責任は負いかねますのでご了承お願いします。 

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前もちらっと言いましたが、食べ歩きやワインよりも前から、伊豆・箱根の旅館めぐりにハマッていました(良かった順にベスト10は、仙郷楼、あさば、清流荘、佳松、運龍、桜岡茶寮、あせび野、柳生の庄、嵯峨沢館、吟遊)。結局、池尻大橋から宿の前までバスで直行できるアクセスの良さと、泉質、料理、コスパから、リニューアル後の「仙郷楼」に行き着きました。そんな訳で伊豆箱根はもうお腹いっぱい、最近はめっきり足が向かなくなりました。

このGWも、ただ新緑のマイナスイオンを身体いっぱい浴びたくて、なんならいっそキャンプでも良かったのですが、奇跡的に宿が一室空いていたので、10年ぶりぐらいに奥多摩に出掛けてみました。

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昼間しっかり飲んで、新宿から鈍行電車に乗り、爆睡すること1時間半。青梅駅より先の御岳駅を降りて徒歩1分で宿に到着。近っ!

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渡り廊下を抜けて裏門をくぐれば
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そこはなんと御岳渓谷の大自然!ちょっとなに、このアクセスの良さ!気に入った!!この辺で別荘に手頃な空き家はないものかただ今検索中。

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大正14年創業の料理屋から始まったこの宿は、日本画の巨匠、川合玉堂もひいきにしていたそうで(看板の俳句と書は本人のもの)、木造の廊下はミシミシ鳴り、階段も急で、ちょっとした修学旅行気分が味わえました。山から水を引いているとかでシャワーの出も悪く、ゴミを減らすためティッシュも置いていない。人にはけしてお薦めできないけれど、私がこの不便さを心地よく感じたのは、古くても手入れが行き届き、部屋から絶景が望め、山と川の幸を活かした会席料理とご主人の人柄が気に入ったからでした。

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これはご主人の書

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翌朝、宿を後にし、多摩川沿いの遊歩道を歩くこと15分。

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「澤乃井」の小澤酒造に到着。

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蔵元見学の後は、多摩川のほとりに広がる「澤乃井園」という庭園でモツ煮、味噌コンニャク、蕎麦などをアテに、「きき酒処」から調達したお酒を飲み比べ(常時10種類用意)。

澤乃井は中硬水と軟水の二つの湧水を持っているため、お酒のタイプが実に幅広く、野菜料理から、豆腐料理、地元の川魚や山葵漬けまでどんなものでも愉しめそう。

2013 GW 家賀

澤乃井園にはバーベキュー席もあり、これからの季節最高ですよ!あー別荘ほしい。

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ちょっと前の出来事になりますが、銀座の某和食店でローヌ池田さんのワイン会がありました。興味深かったので忘れずに記録しておくことにします。

池田さんは料理との相性にうるさい方なので、いつも安心して参加させていただきます。今回も和食ということで、下記のワインを持ち込まれたのですが、ヴィンテージまで完璧。

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上品な前菜に、まずはラヴノーのシャブリ 1er モンマン2002。ミネラルは旨味を引き立てる。

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私も以前、鉄っぽいシャサーニュ白98を鮪に合わせましたが、シャーヴのエルミタージュ・ブラン1998も実によく合う。甘い焦げ感と塩辛いほどのミネラルは、まるで塩キャラメルを思わせる。今まで飲んだ同ワインの中でも、かなり好きなヴィンテージ。

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和出汁を上品に煮含めたた白アスパラ、その頭と下の部分ではっきり相性ワインが分かれたことに、私と池田さんは驚き盛り上がった。こんなことで盛り上がれる人は他にいないので、今後ともよろしくお願いします。頭はもちろんエルミタージュ・ブラン。

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ローヌの2000年はそれほど良くないけれど、この穏やかな味わいこそ和食に相応しい。
エルミタージュ ル・グレアル 2000(マルク・ソレル)

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おまかせコースのメインは極厚霜降り黒毛和牛のすき焼き。霜降肉は一切れだけでギブアップ、肉汁がしみ込んだ新玉ねぎを担当していたら、「この後、玉ねぎ使うから残しといてね」と言われ出てきたのが・・・

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「和風ハッシュドビーフ」

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ちょうどその時、偶然にもお店に知り合いの方がいて、珍品を持ち込まれていたので、物々交換していただき、ハッシュドビーフとこれまたベスト・マリアージュ。ソノマのロキオリにロゼがあったとは!品種は勿論ピノ・ノワール。(昔のカリフォルニア旅行記はこちら)。フランスと違って甘辛い肉やスパイシーな料理に威力を発揮するカリフォルニアのロゼ。ワインは料理あってなんぼです。

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三軒茶屋「赤鬼」

珍しく10歳下の男子と飲むことになり、ちょっと大人ぶって日本酒専門のシブい居酒屋へ連れて行った。ここは100種類以上の日本酒を取り揃える名店で、予約を取るのに一苦労。料理は正直普通ですが、珍味が充実しているので酒飲みには十分。

で、来てみてビックリ。ここの日本酒リストは生酒が主体だった。フルーティーで甘い香りの生酒はあまり得意でない私、アルコール度数高い原酒も最近は水割り・お湯割り、ロックで飲むことを覚えた。「遊穂」や「臥龍梅」など、中には好きなのもあるのだけど…。

伊達マスクをして屁理屈をいうおばちゃん一人を除けば、サービスも良く陽気な居酒屋。私も伊達マスクしたら強くなれそうな気がした。

ここでしか飲めない十四代のレアもの多数。しかも安い。最後は貴醸酒で締めた。

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赤鬼
東京都世田谷区三軒茶屋2-15-3
TEL 03-3410-9918



三宿「金多楼 (きんたろう)」

池尻大橋駅から徒歩10分の住宅地にひっそり佇む、親子で握る小さな鮨屋。質の良いツマミと握りを良心的価格で提供する。一見客には若干落ち着かない昔カタギな大将も、鮨を握る頃には気さくな人柄が見えてきて、また次も大事に通ってみたくなる。誤って画像を削除したけれど、おぼろをかませた小肌が絶品。

金多楼 (きんたろう)
TEL 03-3413-4339
東京都世田谷区三宿2-11-35 

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