大阪市内某所。

この日、福引で見事にハズレてポンジュースを貰ってしまったが、これまでの人生を振り返ってみると運は結構強い方だ。

滅多に行かない土地勘のない場所で急に飲みたくなり、検索でビビッと来た店が偶然空いてて…。


店に到着し、戸を開けたらめっちゃイカつい大将がカウンター越しに出迎えてくれ、そのまま閉めて帰りそうになったが渋々入店。

店内には美味そうな短冊の文字が並んでいたが、一見客が今日一番のネタにありつけるとは思っていないサカナちゃんであった。


まずは常温の純米酒で喉を潤し、目についたタイラギを炙ってもらい、和歌山のシメ鯵ももらう。

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そうやって大人しく飲んでたのに

「どえらい黒ムツ入ってますよ」と大将。


えーっ!!
伊豆七島・神津島の6.5kgって嘘でしょ!?

ありえない、バケモノだ!

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鮪の大トロのように鮮やかなピンクで脂ノリまくり。

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一番良いところを見繕ってくれたのだが、腹の部分は醤油に漬けるとパッと脂が一面に広がった。

ムッチリと物凄い弾力に驚いたが、入荷して二日目なので身は落ち着き、旨味も最高の状態で歯切れもよい。

そして、まるでワセリンを塗ったかのように口内が脂でコーティングされてツルンツルンになり、あらゆる水分を弾くような妙な体験をした。

とにかく脂がのたうち回っていた。

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背の部分は厚切りにし、皮目を炙ってくれたのだが美味過ぎて爆笑。

例えるなら肉。

ブルゴーニュにも合う、あの繊細なツキノワグマの肉!

胃袋もトマトで煮込みたくなるほど味わい深く、もう海のジビエやね、というのが結論。


その後、鰻の白焼きを注文したら、こんがりキツネ焼きでいちいち美味いし、ほんとラッキーでしたわ。

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