ずっと行きたかったビストロがようやく営業を再開。
シェフが手術のため入院されていたそうで、定期的にブログをチェックして、復帰を心待ちにしていた。

自分も昔、ワインサロンで8人分の料理を作っていたが、料理人とは過酷な労働だとつくづく。女性料理人が少ないはずだ。

自営業の人って代わりがいないから本当に大変。

不安な方は、損害保険会社で「所得補償保険」、生命保険会社で「就業不能保険」というのがあるらしいよ。

さてさて。

食いしん坊な顔ぶれが並ぶカウンター、目移りしそうな黒板メニュー。

結局、決められず前菜盛り合わせ。

鯖燻製とジャガイモのテリーヌは、パスティスがいいアクセント。パテには松の実がごろごろ入って、杏とリンゴのチャツネ添え。キッシュはチーズ濃厚で、これまた大きな栗がゴロンと。秋刀魚と茄子のマリネ、生ハム柿も美味い。

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こんな美味いピノブランがあるとはねぇ。アルザスのジョン・ベッカーの2014、ほとばしる果実味とキレがたまらなくイイ☆

赤はボトルで、ラングドックのオーブランヴィユのグランキュベ2007を注文。

プラムや無花果のコンポートの甘味に、燻香とスパイスの、まったりと飲みごたえのあるエレガントなシラー。

リストには他にも飲みたいものが沢山あって、聞けば現地まで足を運んで選んだこだわりのワインばかりだそう。値付けも良心的。

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焼き目が香ばしいリ・ダニョー(仔羊の胸腺肉)のゴルゴンゾーラソース。鳴門金時がいい仕事する。ワインも同じく、ピノブランの甘味と合わせて。

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飲み頃シラーに合わせて、鴨の山椒と赤ワインのソース。多くは語らない、ビビっと来たら是非(笑)

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