大阪の豊中に、不思議なバーがひっそりとオープンした。
全然詳しくないんだけど、器が好きだと言ったら、知人がここを紹介してくれたので行ってみた。豊中も行ったことなかったし。

豊中駅から10分ぐらい歩いただろうか。「宵街月」というその店は、地下にひっそりと隠れていた。

なんだろう。

この狐につままれたような感覚は…

image


待合、つくばい、にじり口…

ああ、なるほど。

店内は、器道楽のオーナーが創り出す茶の世界だった。

image


茶室(カウンター席)に入る前に、唐津焼の本流・中里家の「隆太窯」に以前訪れた時の写真を、このブログのためにUPしたので是非どうぞ。かなり昔だけど。

贅沢にも、その中里太亀や中里花子の器で、魚介おでんをメインにした珍味コースがいただける。「魯山人のおでん屋」があったらこんな感じだろうか。

image


image


薄味で出汁がよく効いた魚介おでんは、火通しがちょうどよく、しみじみ美味い。何気に世界初なんじゃないの魚介おでん。特許取らなきゃ。

牛筋おでんは、後から出てくる茶飯を浸しながらいただく。相当遊び人だねオーナーは。

image


ここ、日本酒バーと謳ってもいいぐらい、超マニアックな品揃え。

この女性がたててくれる、カプチーノがまた美味い。

image


昼間コーヒーだけの利用もできるそう。

image






スポンサードリンク