神戸・元町にクレイジーなビストロをみつけてしまいました。

鮨に負けないぐらいジビエに目がない私。東京・平井のフレンチ「コバヤシ」の料理写真を眺めていたら、猛烈にジビエが食べたくなり、関西にもないものかと検索しまくってたら、偶然みつけてしまいました。

四ッ谷「北島亭」出身のシェフが営む、神戸・元町「ル・ビストロ」を!!

すぐさま電話してみたら、ベカス(ヤマシギ)と猪が今あると言うじゃない!

取り置きをお願いし、二日後に予約を入れ、食いしん坊の友人たちを強引に誘って向かいました。

image


この店、15席ぐらいをシェフ一人で切り盛りしておられるせいか、メニューとサービスがかなり独特で、好きか嫌いか大きく二分されること間違いなし。

その最たるものが、この前菜。

これ四人分ではありませんよ、一人分ですからね~。身のキケン感じました。

image


北海道仙鳳趾(せんぽうし)の特大生牡蠣
白子のベルモット蒸し ニシンの薫製のソース
淡路島・由良の箱ウニ

どれもめっちゃくちゃ旨いんですが、ご飯茶碗に山盛りぐらいの白子とか、意識が遠退きますよマジで。でも、ニシンの薫製のソースがたまらんのです。


この日のメニューに合わせて、私がすべてワインを用意しました。

この「通風盛り」と、次に続くブルターニュのオマールまで通せる白ワインに選んだのは、

シェリーのように黄金色に熟成したシャトー・ドフューザルブラン2000。生カキ、白子、ウニ、オマール、なんでもござれの素晴らしい包容力。

image


やっぱりカナダ産とは、歯切れの良い柔らかな繊維質と旨味が全然違う。シェリービネガーと魚醤のソースで、身の甘味も一層引き立ちます。

image


そこへシェフが営業に。電話でトリュフは結構ですとキッパリ言っておいたのに、こんなのちらつかせに来たら、頼んでしまいますがな。そしてお会計で失神(笑)

image


今日の主役、ベキャス(山しぎ)と丹波の猪(鳥幸で1kg16000円のもの)

image


ベキャスに合わせたワインは、コルトン プジェ 1998 / ルイ・ジャド。ムッツリ閉じていたものが多かった1998も、そろそろこなれてきたようで、ボトル半分下からは、ベカスの濃厚な滋味とバッチリ楽しませてくれました。飲み頃のシャンベルタンがなかったとはいえ、これにして正解。

image


image



トリュフの厚切りを挟みこんだ猪が…

image


シヴェで登場。

image


これに合わせたワインは、
エルミタージュ ドメーヌトゥーレット2009 / ドゥラス。

猪の野性味とソースの甘味に、芳醇でスパイシーなエルミタージュ2009が完璧。

image



今回ご一緒したのは、ワインオタクではないけど、ワインと美味しいものが大好きな友人たち。マリアージュも決まって、一同大満足。

image


テーブルに置いてあるタンカンを勝手に剥いて食べてよかったり、いちいち面白い店です。

image