昨夜は家でごちそう作りましたが、イヴは祇園「らく山」に行きました。

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一見には手強い店のようだったので、心してお邪魔しましたが、予想通り、座ってから小一時間はしんどかった~(笑)

でも仕方ない。常連を大事にするのはごもっともだし、最近特にどんなお客が来るか分からないし。

ほんとは誰かに紹介してもらえれば良かったんでしょうが、なかなかそうもいかず。

でもお行儀良くして、ガンガンお酒注文したせいか、最後はメリークリスマスと皆で乾杯してもらえて妙に嬉しかったです。

だから今回、料理の写真はナシで。


ここの料理は、一つ一つの食材がごろんと大きめなので、コースを通してかなりのボリュームになるのですが、ビシッと照準の定まった味つけ、丁寧な下拵えに感心するばかりで一向に飽きさせないし、飲ませる飲ませる。

友達なら誰に薦めたいか考えてみたところ、料理人やごく一部の食通の男友達。玄人向きと思いました。

・穴子の昆布巻き、黒バイ貝
一皿目からかなりのボリューム。ほどよい歯応えを残し、柔らかく炊きあげた鮮やかな緑の肉厚昆布に抱かれたふっくら穴子が、互いを思いやるような絶妙な相性。煮含めた出汁も優しく、黒バイ貝もやわらか。

三品盛り
・琵琶湖モロコの唐揚げ
・肉厚ホタテのあられ揚げ
・揚げ銀杏、くわいチップス、自家製カラスミ
衝撃、冬のモロコってこんな美味いんだ。琵琶湖のとれたての稚鮎を食べたことあるけど全く負けてない。カラスミの塩気も穏やかで、銀杏、くわいと共に永遠に飲んでられる。ホタテもレアで、薄いあられ衣が香ばしい。

・刺身(カワハギ、しめ鯖、ヨコワ)
カワハギは肝たっぷりの肝醤油で、しめ鯖は柑橘たっぷりのポン酢で。関西に来てヨコワの美味さに目覚めた。この時点で既にベロンベロン。

・鶉のつみれのお椀

・鴨の胸肉 九条ねぎのマスタード和え

・海老芋と海老
ねっとり柔らかくふかしたゲンコツ大の海老芋に、葛をまとった海老、ほんのうっすら餡をかけただけの潔い一品ですが、これがまた食わせます。

・子持ち笹がれいの焼き物
一夜干しかな、結構大きいのが丸ごと一尾出てきましたが、もう驚きません。焼き方がいいので背骨しか残らなかった。

・鶏ごぼうの土鍋ご飯、味噌汁

・アイスとつぶ餡
昔懐かしいアイスクリンのような自家製のミルクアイスと、塩をしっかり効かせたつぶ餡が、酒飲みのツボをも刺激する。



美味い店はいいお酒を数種類だけおいていますね。ここでは青森の純米酒「ねぶた」で通しました。

常連さんが富田林の海老芋の話題をしていたので、それだけは首をつっませていただきました(笑) 毎晩のようにうちでも食べてますが、本当に美味いんだから、別物なんですって。

また来年も挫けずに伺おう、こちらの鮎料理も楽しみなので。