京都の和食はちょっと敷居が高くて… と気が引けてる方には、こんないい店があります。
上賀茂の住宅地にひっそり佇む「秋山」。門をくぐれば、山奥の山荘に訪れたような非日常の空間が待っています。

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予約してくれた友達に感謝、10人ほどのカウンター席のど真ん中、ご主人の前の特等席に座れました。

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こちら特徴は、食材を種類豊富に、10品にもおよぶ皿数を、秋山さんの盛り沢山なウンチクと共に楽しむことができます。

太刀魚
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例えば京の伝統野菜に、万願寺とうがらしや金時人参は入っていないとか、今すぐ使えるウンチクばかり。ちなみに京野菜では堀川ごぼうが大好物。

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中でもこのウンチクはためになった。明石の鯛の骨にあるコブ、これは骨折の跡なんですって。渦潮に揉まれたんでしょうか。おかげで味は極上。

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蟹や珍味で、飲ませ上手。

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中でもこれは痛風注意報。蟹の外子と内子、カラスミ、コノコが入った魅惑の餡掛け。

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カワハギの肝と練った味噌で味わうカワハギ鍋など。これらの画像はコースの一部です。

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料理だけでも大変なのに、ウンチクとトークも勉強されて、さすが大阪ご出身の秋山さん。

余談ですが、私が大阪に移り住んで一番驚いたことの一つは、街で働く人たちのモチベーションの高さでした。マニュアルにはない、本物の笑顔、言葉をかけられ、ほっこりしたことが何度もあります。大阪の一番好きなところ。

そんな大阪と比べると、京都のオモテナシはやや難解ではありますが、誠実で几帳面で、やはり職人気質と感じることが多く、これもまた学ぶべきところが沢山あります。

秋山さんは、そんなどちらの良さも兼ね備えたようなイイお店でした。

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