大阪では普段、外食といえば行き着けの店をローテーションで回るだけなのですが、ここ半年友人と食べ歩いた店を気まぐれに投稿してみます。気まぐれなので、途中でやめてしまうかもですが。てゆーか、半年って…。
皿ごとにワインとのペアリングが提供する、大人の美食ワインバー「ラ・カンロ」。

前回は女二人で行きましたが、今回はワイン仲間6人、横一列で挑みました。

今回の幹事がここの常連さんだったので、ぶっちゃけ、前回と全く印象が違い、かなり満喫できました。世の中そんなもんスよね。

そんな、フレンドリーでも何でもないこの店を、東京の友人が「大阪らしい店」と言った意味が最初分かりませんでした。

でも今、分かったかも。

ジャンルを越え、いろんなエッセンスを散りばめた、ある意味「創作料理」。北欧テイストの上質な空間に8席だけという贅沢なワインバーで、料理人の世界観を感じさせるコース料理。

この自由さ、確かに大阪ならではかもしれません。

メニューの紙をなくしたので、画像をお楽しみください(笑)
ここの照明は撮り甲斐があります。GX7で。


この日は友人が持ち込んでくれたワインに合わせました。

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前回もスッポンや蛙が出ましたが、今回も高級食材がいろいろ出ました。いつもフレッシュハーブをふんだんに用います。

毛蟹
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ウニとキャビアを飲み頃サン・ペレで。私も熟成マルサンヌを、鮨屋に持ち込んだりします。

イカとホタテのカッペリーニ
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これスゴい。生ハムとパプリカと出汁のジュレに、ブルーオマールと玉子を添えた型破りな「ピぺラード」。

これに合わせたのがドメーヌドシュヴァリエ白1988。私もこれまで、熟成ドメシュバ白を何度か買いましたが、SB多めで熟成が難しいんですよね。でもこのヒネ感が料理にマジックを起こすので、オタクは楽しめました。

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何度か飲んだことのあるラヤスのフォンサレットですが、このグラスにより未体験の香りに多数出会えました。コケモモ、桃コンポート、お香、黒砂糖、甘苦スパイス…味覚より香りがとにかく多彩で、このグラスがプロの間で賛否分かれるのも納得。でも楽しい。

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スジアラ

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出た、ラヤスのピニャン2007と2005

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非の打ち所のない球体の2005と比べて、2007は大柄だとか、あーだこーだみんな言ってたけど、2007も相当なもんだからね。脂に乗るし、料理にはむしろ2007。

定番のグリーンカレー仕立ては、ファンも多いはず。今日は鮑がごろごろ。

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ピニャン比較を盛り上げてくれたメインは、バナナ、茄子、タイムのエキゾチックなソースをあしらった角煮風バスク豚 トリュフ添え。

ふりかけた岩塩とピニャン07のミネラルが手を繋ぎ、みたらし餡に似た塩甘な幸せを運ぶ。

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桃、苺、ナッツが香るポートみたいな完璧過ぎるピニャン05にはむしろこっち。無花果のフォンダンショコラと。

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いやぁ久々に素晴らしいワイン会でした。


この後、まだ飲み足らなくて、周辺のバーを探したけど見当たらず、バー「ザンネン」という店に渋々入りました。

ビールとピーナッツを注文しただけなので、大して残念ではなかったけど、こういう自虐的なネーミングこそ、いかにも大阪ですよね。