昨日、グランドプリンスホテル高輪で開催された「ブルゴーニュ・テロワール&シニアチュール試飲会」に行ってきました。50ものインポーターが出展し、600種類以上のブルゴーニュワインが並びました。

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到着が遅れてしまい、すごい混雑の中、2時間ほど大急ぎで試飲して回りました。

バックヴィンテージもちらほら見かけましたが、ヴィンテージの大半が2011年と2012年。ブルゴーニュ白の評価は良い順に、2010年>2011年>2012年だと思いますが、ポール・ペルノは流石、ピュリニー村名でも2012年はよく出来ていました。

2010年のコート・ド・ボーヌ赤も良いですね、涼やかで愛らしい飲み頃ワインがいくつかありました。

2011年は自分が予想していた以上に赤白とも安定感があり、正直、見直しました。一級畑でもすでに飲めるものがあり、早くから楽しめるヴィンテージです。

2012年はやはり難しい年、価格と見合うものが少なかったように思います。それ以上に雹の被害が深刻な2013、2014年はどうなるのか心配です。

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さて、私が試飲して印象的だったワインを独断と偏見で選んでみました。ジャド、ブシャール、シャンソン、ルイラトゥール、ヴェルジェなどの有名どころ以外で、今飲んで美味しい、5千円前後の2011年、2012年ワインに絞ってみました。

ジュヴレ・シャンベルタン レ・クレ2011/カミーユ・ジルー(BB&R)
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャルモット2011/ジョルジュ・シコト(木下)
ショレ・レ・ボーヌ2011/ドメーヌ・パンシオ(サンティール)

サントネイ スー・ラ・ロッシュ2011/バシェ・ルグロ(オルヴォー)
サン・ロマン2012/ジャルマン P&F(HOSHO)
リュリィ レ・サン・ジャック2012/フランソワ・ダレン(フィラディス)

シャブリに関しては、今の流行なのか、残糖を感じるスタイルが多かったです。シャブリでは、やはりドルーアン・ヴォードンのモンマン2011とヴォーデジール2011が良かった。

フィネスさんのワイン飲みたかったのに、全部なくなっていて残念。テラヴェールさんは、ドメーヌ・ルーP&Fばかり20種類ほど出していたので一通り飲んでみたのですが、けして濃密でも華やかでもないのだけれど、飲み疲れないしみじみとした優しさにホッと癒され、ブルゴーニュの魅力を再確認したのでした。

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